「エネルギー」の影響を<受けて>しまうと言うのはよく聞く話で、ある特定の人や場所に対してあまり心地よい感じがしなかったり、それどころか気持ちがふさいでしまう、というようなことは誰もが経験していることなのではないだろうか?それが実際に見えても見えなくても、人や土地などはそれぞれの特有のエネルギーを発していて、私たちはそうした影響を知らず知らずのうちに受けているように思う。

良く考えてみると、そうした事を私たちは日常の中でも様々な言葉で表現したりしているのではないだろうか。例えば身近な言葉で言えば、<あの人は気が利かない>という言いまわしも、人は<ある種の気を発している>のだから、<空気を読めよ>という事になる。あるいは<やっぱりあの人はある種のオーラがある>と言ったりするように、そこには何か見えないけれども「オーラ」のようなエネルギーが漂っていたりするわけだし、さらには<あの人は神々しい>とか言って、人だけでなく神様や仏陀や天使のような雰囲気を持っていると感じたりもするわけである。

目に見える範囲の周波数帯を可視光線と言うけれど、たとえ目に見えなくても、赤外線から暖かいエネルギーを感じるし、電子レンジの電磁波も見えないけれど、食品などが温まってしまうし、今もパソコンのWifiの電波は空間の中を飛んでいるわけだ。それと同じように、私たちは大なり小なりそんな目には見えない感情の波を発していて、じわじわと様々な影響を人に与えたり、人から受けていたりするわけである。

場所にしても、気持ちの良い場所というのはあるし、それを昔から<イヤシロ地>と言い表していて、大概はそうしたエネルギーの強い場所は神社やお寺や土地のパワースポットになっていたりするし、逆にあまり気持ちのよくない場所もあって、それらは<ケガレ地>と言ったりもする。

私たちはそのような様々なエネルギーの世界からの干渉を受けていて、知らないうちにふさぎ込んだり、イライラしたり、人に嫌な思いをさせたり、させられたり、時に感判断を間違えたり、身体の不調を感じたりしていて、様々な形でかなり影響を受けていると思われる。そうした中で、自分のエネルギー状態をどうするか、どう維持するか、自分のエネルギーと他のエネルギーとをどのように識別するか、どのように繋がるか、どのように活用するか、またどのように波動の低いエネルギーから自分を高い波動へと引き上げるか、またどのように様々な影響から自分をプロテクトするのか・・・

このようなことは、私たちにとっての究極のテーマでもあるようにも思えるし、それこそが、スピリチュアリティーのひとつの側面であるとも言えるのではないだろうか?

「エクソシズム」とはエネルギーの流れを整えること

さて、ネオアデプト・プログラムのひとつの側面は、このような私たちのエネルギー的側面を扱っているプログラムであり、エネルギーそのものの扱い方の基礎を学ぶ内容にもなっている。また今回紹介文をアップしたエクソシズム・ベーシックとは、私たちの持つエネルギーを絶えずクリーンに保つ為にはどうしたら良いのかもひとつのテーマになっている。

エクソシズムと聞くと、映画「エクソシズム」のようなオカルティックな世界を想像してしまうかもしれない。あんなおどろおどろしい世界、私には一切関係がない・・・と思う方もいるだろう。実際に私もあんな世界とはあまり関わりたくはない。

でも、興味深いことに、映画「エクソシズム」では、悪魔か何かの存在に取つかれたような人を、神父たちが悪魔払い(エクソシズム)をするわけだけど、そうした何かにとりつかれた者に対して時に神父が身体に手をかざしている行為を観察することから、<*メスメリズム>という人の身体の磁気を調節する療法が生まれたらしい。さらにそこから人がある種の眠りに近い状態になることから「催眠」状態と言うものが注目されてきたというのも、興味深く感じてしまう。

西洋の世界での、<無意識>の発見というのも、そのあとの事なのである。このようなオカルティックな世界と、心理学の世界が実は接点があること、もちろんそれは後年のトランスパーソナル心理学的な分野と重なって来るように思う。エソテリックな世界は、時にまだ整理されていない未分類の何かを持っている原初の世界に触れていて、そこに私たちの認識という枠組みで除外してしまったより本質に近い生々しいとも言える何かがあるのかもしれない。それもまた自分の中でのこの講座の位置付けでもあるわけである。

少し話が横道にそれてしまったけど、要するに、人のエネルギーの状態を鎮めたり、エネルギーの状態を調整することも、「エクソシズム」と言えるのである。

つまり狭義にはエクソシズムは悪魔祓い、つまり目に見えない何らかの存在を祓うということになるわけだが、広義には、エネルギーの流れを調整する事でもあり、その中には、魂そのものの浄化という意味合いも入って来るように思う。

自分の意識が目覚めて進化していく中で、私達の意識は拡大を続け、感覚はより敏感になり、様々なエネルギーに気付くと同時に、ネガティブな影響を<受けて>しまう・・・。

このエネルギーを受けるというのは、多くの人が自分の仕事先や、何らかの状況の中で実体験していることで、(特にセラピストの方など)その防護法をどうしたら良いのか、どうしたら対処できるのか、どうしたら影響を受けずに自分を保てるのか、その方法を探している方も多いように思う。

自分をより良い状態に維持していくことが、自分の精神的、エネルギー的衛生状態を保つことであり、それこそ浄化であり自分の健康を守る事につながって行くのであるが、それがエクソシズムを、魂の回復(ソウル・リトリーバル)と呼ぶ所以なのである。

従って、もしも様々なエネルギーを感じてしまい、翻弄されている方には、是非受けて頂きたい講座、とお勧めしている。

*メスメリズムとは?

18世紀頃のドイツで、フランツ・アントン・メスメルの行ったある種の療法であり、メスメリズムと言われた。彼の提唱した奇妙な磁気療法は文章から想像するしかないが、身体上の経絡と思われる部位やエネルギー体そのものに指圧や音響でアプローチする手法は、現代の様々なエネルギー療法や中医学的な手法に似ているところもあるように感じてしまうがどうだろうか?