電磁波の人への影響に関して、昨今、いろいろなところで取り上げられているが、残念ながら日本においては、公的にはほとんどその健康被害が考慮されていないようです。

しかし、その影響を何らかの形で感覚的に受け取っている人も結構いるように思う。

スマートフォンで電話をしていると、耳が変になる、頭が痛くなる、あるいは、実際に髪が薄くなったという人などなど、こうした人たちは、「電磁波過敏症候群」というラベルを張られる。

私自身もiPhoneで通話中は息苦しい感じがするので、やはり耳には当てずに話しをするし、Wifiも何か意識をかく乱されているように感じる。

また蛍光灯もしんどい。何かネガティブな粒子の束を浴びているように感じるし、うっかり蛍光灯の下でうたたねをすると、心地よくない電磁波の粒子の海の中に埋もれているような感じを覚えて目がさめて、あわてて蛍光灯を消す。

とはいえ、そう<感じる>では、曖昧なので実際に電磁波がどうなっているのか、知りたいと思うのは人情なり??

そう考えていたら、電磁波の影響で筋肉痛に悩まされている友人が電磁波メーターを持っていたので、少しばかり拝借して、実際にiPhoneでどうなるか、計測してみた。

Phoneを計測器で測定

電磁波2

最初の画像(左)は、単にiPhoneのスイッチが入っている状態で計測器を撮影したもの。

数値は21,47mw/㎡(マイクロウエーブ/平方メートル)を示している。
(iPhoneは携帯電話なので、比較的周波数の高いマイクロ波ということになるのだろうと思う。)

電磁波1

 

次の画像(右)は、iPhoneの電話を繋げた状態で(つまり通話中)、そのiPhoneにより計測器を撮影したもの。

317,6mw/㎡(平方メートル)と、かなり数値が上がっているのが分かる。
結構目まぐるしく数値が変わるので、うまく撮影できなかったが、マックスは約570mw/㎡(平方メートル)ほどに跳ね上がった。
電磁波メーターを使うまでもなく、感覚的に電磁波が自分に影響を与えていることは感じられる時もあるが、やはり、数値が上がると同時に、不快感が増すのがわかるので、説得力がある。

電磁波の人体への影響

実際に、電磁波、特に携帯電話で使われているマイクロ波は電子レンジの周波数帯と近く、また脳に吸収されやすく、「クッキング・ザ・ブレイン」(脳を調理する)と言われたりしている。車など、窓を閉め切った状態で携帯電話で通話すると、車内は電子レンジ状態になり、脳細胞が破壊される、というのである。だから、車内で電話をするときは、窓を少しだけ開けるのが良いらしい。少なくとも、車内電子レンジ状態は緩和されるという。
その他の影響としては、次のような指摘もある。

・脳内の神経伝達物質(セロトニン、ドーパミンなどが抑制)に影響を与える結果、鬱になる。
・脳腫瘍、癌、白血病の原因にもなっている。

参照:「電磁波協会市民研究会」のサイトの電磁波被害に関するページ: 「携帯電話があなたの脳を蝕んでいる」

BRMT(ブロムベリ・リズミックムーブメント)と電磁波の関連

私が実施している身体や脳のバランスを取る原始反射統合のテクニック、BRMT(リズミックムーブメントトレーニング)のハラルド医師(母国はスウエーデン)によれば、自閉症の8~9割が、電磁波対策を講じることで、改善したと言及している。(ただし、自閉症や鬱のすべてが電磁波の為、という意味ではなく、それだけ影響を受けているという事。その電磁波の影響を排除した状態でリズミック・ムーブメントをしないと効果が出にくいという意味。)

この場合の電磁波対策というのは、様々な電気機器が対象になるが、特に悪いのが、あの親機と子機のあるタイプの<ホームテレフォン>なのだそうだ。親機と子機が絶えず通信を行っているので、電磁波の影響が大きいということなのである。

またハラルド医師によれば、スウエーデンで起こった、生まれたばかりの赤ちゃんをビデオカメラで撮影していて、その子供が突如、心停止を起こした事件に関して、その原因究明のための調査団の報告は、電磁波による影響を明確に認めながら、その場合の心停止の要因を、電磁波ではなく赤ん坊を驚かした人為的なもの、という曖昧な表現で、イコール電磁波被害という表現を避けたということ。

電磁波の因果関係と規制

結局電磁波の影響を認めると、多額のコスト、賠償金云々で、あまり問題視したくないというのが本音にあって、また例のごとく、明確な因果関係は認められない・・・・というなんとも曖昧な、見解になってしまっているように感じる。(いつもの事ですね)

ただ、ヨーロッパでは、最近では「予防原則」(生活環境・自然環境に対して被害をあたえる脅威については、科学的な証拠がなくても事前回避の措置を定めるという原則)の考えがヨーロッパを中心に広がってきた為に、それなりの基準値を設定している、ということである。

「電磁波協会市民研究会」のサイトによれば、規制値は以下の通り。
・オーストリア:0.001~200以下(mw/cm2 :体表面被ばく量)
・スイス:4,2以下
・ロシア:2,4以下
・中国:6,6以下
・アメリカ:200以下
・日本:最大1000以下

どんな基準なのかいまいちピンとこないが、数字だけ見ても分かるように、日本はユルユルなのである。

じゃあ、どうするか?

自分でも、一応、本当にどこまで効果があるのかはわからないが、電磁波防護シールを張ったりなどの、電磁波の対策はいくつかしている。しかし、コストもあまりかけられないので、これが案外と難しい。

私自身、プリウスを運転居ているのだけど、ご存知のようにガソリンと電気のハイブリッド車なので、電気モーターがついている。通常のガソリン車からプリウスに乗り換えた時、30分くらい運転していると、突如、意識が落ちるような眠気が襲ってくることに気付いた。その為、<シュンガイト>という石を車内に置いているが、感覚的には、それで眠気が起こらなくなり、楽になった。

この<シュンガイト>に関しては、ある波動測定器によると、プロテクトになっていないという結果だったが、シュンガイトそのものはプロテクトというより、電磁波を吸収するものなので、やはり効果はあるように思っている。

電気製品など、日本ではコンセントにアース線はついていないが、電気製品にアースをすることで、電気は大地に逃げるので、それだけでも電磁場の軽減効果は結構あるらしい。

また集積回路が小型になればなるほど、その電磁波は強くなり、距離が近くなればなるほど、影響は反比例して二乗で強くなる。つまりパソコン、スマートフォンは、やはり気を付けた方が良いことになる。

携帯電話で通話するときは、端末を身体からできるだけ離した方が良く、身体から5~10センチも離せば電磁波の強さは4分の1にもなるし、通話中にヘッドセットを使えば、その影響はかなり少なくなるわけだ。また、身体に密着して持ち歩くのを避けて、寝る時に枕元に置くことも避けた方が良い。

SAR値はひとつの目安

SAR(Specific Absorption Rate)とは、人体がRF(高周波)エネルギーを吸収する比率のこと。各機種のSAR値はそれぞれのメーカーのホームページに表示されているが、この値の小さいものほど、電磁波の影響が少ないことになる。

Docomo / AU  / Softbank / iPhone

ちなみにiPhoneは、ヘッドセットを使うことを推奨している。

電磁波のない町

最近は山に登っても、携帯電話は通じるところもあるらしい。以前、エジプト旅行をした時、砂漠をバスで横断していて、窓の外に広がる蜃気楼をぼんやりと眺めながら、旅の気分を味わっていたら、突然携帯メールが入ったのには、驚いた。砂漠の横断は、かつては大冒険だったはずで、それがエアコンの効いたバスに揺られながら、日本からのメールが入る。すでに世界中どこにいっても、そうした世界からは逃げられないという事か・・・これもグローバリズムといえばそうなのだろう。

アメリカ・ウェストバージニア州の「グリーンバンク」は「電波のない街」として知られている。ここではラジオも、テレビも、携帯電話の電波も圏外になっているということ。

その理由はと言えば、アメリカ国立電波天文台(NRAO)のグリーンバンクの電波望遠鏡で、星の発するわずかな電波をとらえるために、あらゆる電子機器を遮断しているというわけで、街では電子レンジや電気毛布に至るまで、規格を満たさないさまざまな家電製品の使用が禁止されているとのことである。

その為ここグリーンバンクは、電磁波過敏症(EHS)に苦しむ人々にとっての楽園となっているというが、これに関する記事を読んでいくと、グリーンバンクの住民は、そういう人たちの避難場になることをあまり心地よく思っていない人もいるようだ。

何もないからこそ呼び覚まされる感覚

かつて、「レインボーギャザリング」というイタリアのアルプス山脈のふもとの山の中でキャンプ生活をするヒッピーの集会に出た事があるのだけど、その時は、電子機器そのものを持ち込んだり、使用することは暗黙の了解事項で、禁止だった。(そもそも電気がないのだから、使いようもないわけだけど) デジタルカメラを取り出して、写真を撮る人もいない。携帯電話は持っていたけど、そこでは電波も入らなかった。さすが、ヒッピーの生き残りの人たちのギャザリングだけあって、すべてがナチュラル志向で、すべてが静止してしまったような時間の流れの中で、自然と共にある感覚は本当に素晴らしかった。そもそもそういう状態にあってこそ、人間の感覚(センサー)は発揮されるのではないのだろうか?

勝手な解釈かもしれないが、そうしたテクノロジーのない状態の方が、人間の意識レベルも拡大してオープンになるし、もともとあった潜在的な感覚も開かれていくように感じる。つまり良い意味で敏感になっていくということでもある。

もちろん、このような場は、一過性の夢物語のようなところで、ある決められた期間だから出来る空間のようなものかもしれないが、そこでは、ストレスはなく、闘うべき相手もいないし、自分を守る必要もない。

だから逆に日常の中で閉じていた感覚は、開花して研ぎ澄まされて行くことになるような気がする。ちょうど、未開の人たちの方が、鋭い感覚の持ち主であり、(文明に毒されず)麻痺していないように。彼らは、ある種のトランス状態にあるわけである。

感覚に敏感な人たち

何だか自然対文明の対立論的な話になってしまったが、焦点はそこではなく、そうした敏感な人たちというのは、ある意味、危険を察知する人類のセンサーのようにも思う。だから本来、全体の中では警告を発する人として役立つべき感覚であるのかもしれないが、今の社会ではともすれば被害者、弱者として片隅に追いやられてしまう傾向がある。

また、本来私たちはもしかしたら、個人差レベルはあるとしても、だれもが鋭敏なそうした感覚をもっているのだが、多くのストレスや、自分の立場を守ろうとする社会的な規範の為に、麻痺して感じないようにしているだけなのかもしれない。

そもそもある種の電磁波、特に家電やパソコン、携帯電話などのマイクロ派は、人体の持つ固有な周波数に近いために、干渉するので悪影響を与えているという話もある。

(話は少し飛躍してしまうが)私たちの意識そのものも、固有の周波数を出力しているわけだし、エネルギーの発するものはすべて、それぞれ固有の周波数をもっているのである。だから、影響を受けないわけがないのである。それを言い換えれば、波動的な領域の世界、ということになるのだろう。

足立郁郎さんの波動の本「波動の法則・実践体験報告」に、うろ覚えな概要だけど、次のようなことが書かれている。

「そもそも私たちの現代科学のミクロの世界と思っている認識も人間の尺度を基準にしているもので、それを越えたミクロの世界はまだまだ存在しているし、その異なる尺度の波動のレベルで言えば、今のサイエンスで影響はないと言っているものは、実は多大な影響を与えているのである。」